TikTok広告(SNS広告)の種類についてご紹介
TikTok広告(SNS広告)を出したいけど、何があるの?
ありすぎてわからない。
そんな方に向けて、
今回のこの記事では、TikTok広告(SNS広告)をご検討されている中小企業の方に向けて、広告の種類についてご紹介していきます。
この記事で少しでも広告のご理解を深めて活用していただけたらと思います。
課金方式
まず、TikTok広告の課金システムのご紹介です。
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CPM (Cost Per Mille)【インプレッション課金】
広告主は1,000回の広告表示(閲覧者のページに表示された回数)に対して料金を支払います。
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CPC (Cost Per Click)【クリック課金】
広告主は広告がクリックされた回数に基づいて料金を支払います。視聴者が広告をクリックして広告リンク先ページにアクセスした場合に課金が行われます。
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CPV (Cost Per View)【動画再生課金】
動画広告に適用される課金システムで、動画が15秒以上再生された場合または最後まで視聴された場合に課金されます。
TikTok広告の種類
TikTok広告には、主に以下のフォーマットがあります。用途や目的に合わせて使い分けましょう。
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起動画面広告【予約型(リザベーション)広告】
ユーザーがTikTokアプリを起動した直後に表示される動画広告形式。1日1社限定で配信され、静止画3秒または無音動画+静止画の5秒間で表示されます。最初の15秒ほど流れると通常コンテンツへ自然に遷移し、広告感を抑えられる点が特徴です。
課金方式
インプレッション課金:1,000回表示あたり約770円と言われています。
費用目安
おおよそ5,000,000円前後が相場とされています。
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インフィード広告【予約型/一部運用型広告】
ユーザーのフィード(タイムライン)に自然に表示される広告形式。15~60秒の動画もしくは静止画で配信可能。キャプション、ハッシュタグ、リンクを含められます。
種類と費用目安
- Top View:625万円~
- One Day Max:300万円~
- Brand Premium:42万円~
- Reach & Frequency:目標表示回数によって変動
- Spark Ads:入札方式により変動
インフィード広告は、一般ユーザーの投稿に紛れる形で配信できるため、抵抗感が少ない点がメリットです。
課金方式
期間契約型(1日単位)。配信期間中はユーザー反応を見ながら調整可能。
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ハッシュタグチャレンジ広告【予約型(リザベーション)広告】
ユーザー参加型の広告で、特定のハッシュタグを伴ったチャレンジコンテンツを通じてブランド認知や参加を促します。ユーザーがチャレンジ動画を投稿し、ハッシュタグを使って拡散します。
課金方式
期間契約型。契約期間は2か月間。
種類と費用目安
- スタンダードチャレンジ:15,000,000円
- ハッシュタグチャレンジプラス:17,000,000円
- バトルハッシュタグチャレンジ:20,000,000円
- ベーシックハッシュタグチャレンジ:10,000,000円
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運用型広告
広告主が特定の目標(ウェブサイトのトラフィック増加、アプリインストール数向上、商品購入促進など)を追求するために最適化できる広告形式です。TikTok内だけでなく、ByteDance社が運営するTopBuzzやBuzzVideoなど他アプリにも配信可能。
運用型広告は比較的低コストで出稿でき、小予算からでも始めやすい点が特徴です。
広告の選択
この記事では、TikTok広告(SNS広告)をご検討されている中小企業の方に向けて、広告の種類についてご紹介してきました。
これらの広告を選択する際に意識すべきポイントを4つご紹介します。
・広告の目的を明確に設定する例:ブランド認知度向上、商品売上増加、アプリダウンロード数の向上など、目標に合わせて形式を選びましょう。 |
・ターゲットオーディエンスを絞る年齢・性別・地域・興味関心などの要素を考慮し、最適な配信面を決めます。 |
・コンテンツの形式に合わせる短い動画でサクッと訴求したいなら「起動画面広告」、参加型で拡散を狙うなら「ハッシュタグチャレンジ広告」など、目的に応じたフォーマットを選びます。 |
・予算と配信期間を考慮する大型フォーマットほど費用は高くなります。予算や期間に合わせて、コストパフォーマンスの高い広告を選びましょう。 |
上記4つのポイントを意識して広告を選んで出稿してください。
今回ご紹介したTikTok広告(SNS広告)の種類は一部の例です。
プラットフォームのアップデートや新フォーマットの追加が頻繁にあるため、最新情報をチェックしながら戦略を練ることをおすすめします。