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Facebook広告(SNS広告)の種類

Facebook広告(SNS広告)の種類についてご紹介


Facebook広告(SNS広告)を出したいけど、何があるの?
ありすぎてわからない。そんな方に向けて、

今回の記事では、Facebook広告(SNS広告)をご検討されている中小企業の方に向けて、
広告の種類についてご紹介していきます。
この記事で少しでも広告のご理解を深めて、活用していただけたらと思います。


課金方式


まずは Facebook広告の課金システムのご紹介です。

  1. CPM (Cost Per Mille)【インプレッション課金】

    広告主は1,000回の広告表示(閲覧者のページに表示された回数)に対して料金を支払います。

  2. CPC (Cost Per Click)【クリック課金】

    広告主は広告がクリックされた回数に基づいて料金を支払います。
    視聴者が広告をクリックしてリンク先ページにアクセスした場合に課金が行われます。

  3. CPV (Cost Per View)【動画再生課金】

    動画広告に適用される課金システムで、動画の再生時間に応じて費用が発生します。
    動画が15秒以上再生されるか最後まで再生されたときに課金が行われます。

  4. CPI (Cost Per Install)【アプリインストール課金】

    アプリ広告に適用される課金システムで、アプリがインストールされるごとに課金が行われます。

Facebook広告はオークション形式で提供されます。
目標とするユーザーを細かく設定し(地理、年齢、性別、興味など)、そのユーザーに対して入札を行います。
入札価格だけでなく、広告の品質や関与度も評価対象となり、最終的に表示順位が決まります。
広告主は目的や予算に応じて最適な課金方式を選択できますが、一部形式では課金方法が固定される場合もあります。

金額は自由に設定可能で、初めて広告出稿する場合は1日あたり1,000円を目安に、
月額3万円程度から始めると費用対効果を測定しやすいと言われています。


Facebook広告の種類


  1. 画像広告

    魅力的な画像やデザインを使ってユーザーの注意を引き、
    商品やサービスのメッセージを伝える広告形式です。
    ビジュアルとシンプルなテキストでブランド認知度を高められます。

    • 画像サイズ
      ・1:1(1080×1080px)
      ・9:16(1080×1920px)
    • 画像ファイル形式
      JPG または PNG
    • 最大ファイルサイズ
      30MB
  2. 動画広告

    動画コンテンツを使用して、音声や動きを活かしたストーリーテリングでブランドメッセージを訴求します。
    モバイルデバイスにも最適化されており、パフォーマンスを分析して最適化可能です。

    • 動画サイズ
      ・1:1(1080×1080px)
      ・4:5(1080×1350px)
      ・9:16(1080×1920px)
    • 対応ファイル形式 MP4、MOV、GIF
    • 最大ファイルサイズ 4GB
    • 動画長さ 1秒~241分
    • 動画設定
      ・H.264 圧縮方式, 正方画素, 固定フレームレート
      ・プログレッシブスキャン, 128kbps 以上の ステレオ AAC オーディオ
  3. ストーリーズ広告

    Facebook ストーリーズ内にフルスクリーンで表示される広告形式です。
    画像または動画を使い、スワイプやタップでユーザーのインタラクションを促進します。

    • 画像形式: JPEG (.jpg) / PNG (.png)
    • 動画形式: MP4 (.mp4) / MOV (.mov)
    • 画像サイズ
      ・縦向き: 1080×1920px (9:16)
      ・正方形: 1080×1080px (1:1)
      ・横向き: 1080×608px (16:9)
    • 最大ファイルサイズ
      ・動画: 4GB
      ・画像: 30MB
    • 動画の長さ
      ・最大 15秒
  4. カルーセル広告

    最大 10 枚の画像または動画をスワイプ形式で見せられる広告です。
    各スライドに異なるリンクを設定可能で、ストーリーテリングや商品紹介に最適です。

    • 画像サイズ
      ・縦向き: 1080×1080px (1:1)
      ・横向き: 1080×566px (1.91:1)
      ・正方形: 1080×1080px (1:1)
    • 動画サイズ
      ・縦向き: 最大 1080×1920px (9:16), 最大4GB, 最大240秒
      ・横向き: 最大 1920×1080px (16:9), 最大4GB, 最大240秒
      ・正方形: 最大 1080×1080px (1:1), 最大4GB, 最大240秒
    • 対応フォーマット
      画像: JPEG (.jpg) / PNG (.png)
      動画: MP4 (.mp4) / MOV (.mov)
  5. コレクション広告

    複数の商品やコンテンツを1つの広告ユニットにまとめ、
    カバー画像またはカバー動画のあとに 3 点の商品画像を表示できます。
    ユーザーは広告をクリックするとフルスクリーンで関連アイテムを閲覧し、
    カタログページや購入ページにシームレスに移動できます。

    • 画像形式: JPEG (.jpg) / PNG (.png)
    • 動画形式: MP4 (.mp4) / MOV (.mov)

広告の選択


この記事では、Facebook広告(SNS広告)をご検討されている中小企業の方に向けて、
広告の種類をご紹介してきました。
これらを選択する際に意識すべきポイントを4つご紹介します。

意識をする4つのポイント

  • 広告の目的に応じて適切な広告形式を選びます。
    例えば、ブランド認知向上を目指すなら動画やストーリーズ広告、商品販促を重視するならカルーセルやコレクション広告が向いています。
  • ターゲットオーディエンスの嗜好や行動に合った広告形式を選びます。
    例えば、若年層やインフルエンサー向けにはストーリーズが効果的です。
  • 伝えたいメッセージやストーリーによって適切な広告形式が異なります。
    詳細情報は動画やカルーセル広告、一貫したメッセージは写真広告が向いています。
  • 動画広告やストーリーズ広告は制作・配信コストが高くなるので、
    予算に合わせて形式を選択します。

上記の4つのポイントを意識して広告を選んで出稿してください。
今回ご紹介した Facebook広告(SNS広告)は一部の例にすぎません。
時代とともに広告形式も変化していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

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